脂肪の燃焼や筋肉増加のためには、有酸素運動と無酸素運動のどちらを先に行うべき?


脂肪の燃焼や筋肉増加のためには、有酸素運動と無酸素運動のどちらを先に行うべき?

本調査によると、まず、脂肪を燃焼するために有酸素運動と無酸素運動を両方行う場合、どちらを先にした方が効果的か質問したところ、「わからない」との回答が最も多く、続いて「どちらでも良い」、「有酸素運動」、「無酸素運動」と続きました。医師の方々のコメントには、有酸素運動と無酸素運動をどちらから行っても効果に変わりはないとの意見や、そもそも脂肪燃焼に無酸素運動は関係ないという声もあり、他にも、いきなり無酸素運動を行うと怪我をする恐れがある、有酸素運動で疲れた後に無酸素運動はできないなど様々な意見が寄せられました。次に、筋肉増加のために有酸素運動と無酸素運動を両方行う場合、どちらを先にした方が効果的かという質問においても、「わからない」との回答が最も多く、次いで「どちらでも良い」、「無酸素運動」、「有酸素運動」と続きました。医師の方々からは、どちらから先に行っても効果に変わりはない、有酸素運動からだと負荷をかけられない、いきなり無酸素運動をすると怪我をするなどのコメントがみられました。

インターネット上のサイトによれば、90歳を過ぎてからでもトレーニングをすれば筋肉量が増えるとの話もあるようで、年齢とともに体が弱まっていくのを防ぐために、脂肪燃焼や筋肉増強を試みて、運動に励む人が多いようです。
しかし、ひと口に運動といっても、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動と、筋トレや短距離走といった無酸素運動の2種類があるため、両方実践するにしても、どちらを先に行えば良いか悩んでいる方もいるかと思います。

そこで今回は、脂肪の燃焼や筋肉を大きくするためには、有酸素運動と無酸素運動、どちらを先に行うべきか、一般内科医、総合診療科医、代謝・内分泌科医、健診・予防医学医、計506名の医師に聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https:/ /medpeer.jp/)にて、2019年1月7日〜1月10日にかけて行われ、一般内科医、総合診療科医、代謝・内分泌科医、健診・予防医学医の506名から回答を頂きました。

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脂肪を燃焼するためには、有酸素運動と無酸素運動どちらを先にした方が効果的?

まずは、「脂肪を燃焼するために有酸素運動と無酸素運動を両方行う場合、どちらを先にした方が効果的ですか」という質問に対し、以下の選択肢から選んでもらい、コメントを頂きました。

・有酸素運動→無酸素運動
・無酸素運動→有酸素運動
・どちらでも良い
・わからない
・その他

以下が結果となります。

脂肪の燃焼や筋肉増加のためには、有酸素運動と無酸素運動のどちらを先に行うべき?

・50代男性 一般内科 「わからない」
脂肪を燃焼させる目的で無酸素運動を勧めません。

・40代男性 一般内科 「わからない」
無酸素運動と脂肪燃焼はそもそも関係ないと思います。

・50代男性 一般内科 「わからない」
無酸素運動はあまり脂肪の燃焼に向かないでしょう。

・50代男性 一般内科 「わからない」
有酸素運動のみでよいのではないかと思います。

・50代男性 一般内科 「わからない」
双方取り入れるがよいとする意見もあるようですが、年齢を重ねるほどに無酸素運動は好ましくないように思います。

・40代男性 総合診療科 「どちらでも良い」
どちらでも良いと思います。

・40代男性 一般内科 「どちらでも良い」
どちらからでも効果はあると思います。

・50代男性 一般内科 「どちらでも良い」
どちらが先でも効果はありそうです。

・50代男性 一般内科 「どちらでも良い」
どちらからでも効果は同じなのではないでしょうか。

・60代男性 一般内科 「有酸素運動→無酸素運動」
急に無酸素運動をすると危険です。

・30代男性 一般内科 「有酸素運動→無酸素運動」
先に有酸素運動をして体を温めてからでないと、怪我をする恐れがあります。

・60代男性 一般内科 「有酸素運動→無酸素運動」
有酸素運動でならしてから、徐々に無酸素運動を行う方が、狭心症の発作を誘発されることが少なく、安全です。

・40代男性 一般内科 「無酸素運動→有酸素運動」
有酸素を長時間やって疲れてから無酸素をやる気になれません。

・40代男性 一般内科 「無酸素運動→有酸素運動」
無酸素運動は疲れてからはできないと思うからです。

集計したところ、脂肪を燃焼するために有酸素運動と無酸素運動を両方行う場合、どちらを先にした方が効果的かという質問に対し、34%の医師が「わからない」、29%の医師が「どちらでも良い」、22%の医師が「有酸素運動から」、17%の医師が「無酸素運動から」と回答していました。
回答のなかで最も多かった「わからない」を選んだ方々からは、脂肪を燃焼させるのに無酸素運動は関係ない、有酸素運動のみでよいとの意見が寄せられました。
また、2番目に多かった「どちらでも良い」を選んだ方々からは、有酸素運動・無酸素運動をどちらから先に行っても効果に変わりはないとのコメントが目立ちました。
有酸素運動から先に行うと考えた方々からは、いきなり無酸素運動を行うと怪我をする恐れがあるとの声が目立ちましたが、一方、無酸素運動から先に行うと考えた方々からは、有酸素運動で疲れた後に無酸素運動はできないとの意見が見られました。
医師のコメントを見る限り、どちらを先にやるか、医学的にはどちらでもよさそうで、自分の好みによる部分もあるかもしれませんね。

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筋肉を大きくするためには、有酸素運動と無酸素運動どちらを先にした方が効果的?

次に、「筋肉大きくするためには、有酸素運動と無酸素運動を両方行う場合、どちらを先にした方が効果的ですか」という質問に対し、以下の選択肢から選んでもらい、コメントを頂きました。

・有酸素運動→無酸素運動
・無酸素運動→有酸素運動
・どちらでも良い
・わからない
・その他

以下が結果となります。

脂肪の燃焼や筋肉増加のためには、有酸素運動と無酸素運動のどちらを先に行うべき?

・50代男性 一般内科 「わからない」
どちらからでも効果はあると思います。

・50代男性 一般内科 「わからない」
どちらが先でも効果に変わりはないように思えます。

・60代男性 一般内科 「わからない」
どちらが先でもあまり差はないと思います。

・60代男性 一般内科 「わからない」
どちらでも良いような気がします。

・50代男性 一般内科 「わからない」
後か先かは分かりませんが、個人個人にあった運動を行えば良いのではないでしょうか。

・50代男性 一般内科 「どちらでも良い」
どちらでも良いでしょう。

・40代男性 総合診療科 「どちらでも良い」
どちらからやっても効果はあると思います。

・60代男性 一般内科 「どちらでも良い」
酸素にこだわる必要はありません。どちらが先でも結構です。

・50代男性 一般内科 「どちらでも良い」
順番はどちらでも変わらないです。高いレベルのアスリートでなければ順番は関係ないと思います。

・40代男性 健康・予防医学科 「無酸素運動→有酸素運動」
最大負荷をかけられる状態が良いと思います。

・40代女性 健康・予防医学科 「無酸素運動→有酸素運動」
先に有酸素で疲れちゃうと、最大負荷を上げられなくなります。

・30代男性 一般内科 「無酸素運動→有酸素運動」
有酸素運動から入ると、無酸素運動の際に消耗していて適切な負荷がかけられないことがあるためです。

・50代男性 一般内科 「有酸素運動→無酸素運動」
いきなり無酸素運動をすると怪我をします。

・50代男性 一般内科 「有酸素運動→無酸素運動」
準備運動を兼ねることが出来ます。

・60代男性 一般内科 「有酸素運動→無酸素運動」
有酸素運動を先にして体温を上げた方がいいでしょう。

こちらの調査では、筋肉大きくするためには有酸素運動と無酸素運動のどちらを先にした方が効果的かという質問に対し、36%の医師が「わからない」、30%の医師が「どちらでも良い」、17%の医師が「無酸素運動から」、17%の医師が「有酸素運動から」と回答する結果となりました。
「わからない」、「どちらでも良い」を選んだ方々からは、有酸素運動・無酸素運動をどちらから先に行っても、筋肉を大きくするための効果に変わりはないとの意見が目立ちました。
すなわち、過半数の医師が筋肉を大きくするためには有酸素運動と無酸素運動のどちらから行っても効果に差はないと考えているようです。
無酸素運動から行うと考えた方々と、有酸素運動から行うと考えた方々は、どちらも医師の17%であり、同数の結果となりました。
無酸素運動からはじめることを推奨した方々からは、有酸素運動からはじめると疲れてしまい、その後大きな負荷をかけられないとのコメントが多く、有酸素運動からを勧めた方々からは、準備運動になる、体温を上げられるとの意見が見られました。

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有酸素運動と無酸素運動は、どちらを先にしてもよさそう。怪我には注意を

今回の調査では、まず、脂肪を燃焼するために有酸素運動と無酸素運動を両方行う場合、どちらを先にした方が効果的か尋ねたところ、34%の医師が「わからない」、29%の医師が「どちらでも良い」、22%の医師が「有酸素運動から」、17%の医師が「無酸素運動から」と回答する結果となりました。
医師の方々からは、どちらから先に行っても効果に変わりはない、脂肪を燃焼させるのに無酸素運動は関係ない、いきなり無酸素運動を行うと怪我をする恐れがある、有酸素運動で疲れた後に無酸素運動はできないなどのコメントが寄せられました。
次に、筋肉大きくするためには、有酸素運動と無酸素運動を両方行う場合、どちらを先にした方が効果的かと聞いたところ、36%の医師が「わからない」、30%の医師が「どちらでも良い」、17%の医師が「無酸素運動から」、17%の医師が「有酸素運動から」と回答する結果となりました。
医師の方々のコメントには、どちらから先に行っても効果に変わりはない、有酸素からだとその後大きな負荷をかけるのが難しい、いきなり無酸素運動をすると怪我をするといった意見が目立ちました。
以上、調査結果をまとめると、脂肪燃焼を行う際や筋肉を大きくする際、有酸素運動と無酸素運動のどちらから行っても効果にさほど大きな差はないようです。
しかし、医師の方々からのコメントにもあった通り、体の温まっていない段階でいきなり運動を行うと、怪我をしてしまう恐れがあります。
そのため、有酸素運動および無酸素運動を実践される際には、しっかりと準備運動を行い、くれぐれも怪我のないよう十分注意してください。

引用元:イシコメ 医師と患者をむすぶメディカルサービス
https://ishicome.medpeer.jp/entry/1602

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