年齢なんて関係ない! でも、ランニングを始めるなら注意すべき3つのポイント


何歳になっても、ランニングやジョギングを始めるのに遅すぎるということはありません。本当に挑戦したいと思うなら、大抵のことは叶えられるはず。

同じ年齢の人でも、考え方が前向きで、身体と心が元気な人ほど、若々しいものです。

30歳なのに、何かに挑戦する気力もなく、体力も衰えてしまっている人もいれば、70歳になっても活動的なエネルギーに満ちた人もいます。

年齢を気にするのはやめにして、健康で活動的な毎日のために、最初の一歩を踏み出してみませんか?

今はまだ若い(と思ってる?)人でも、これからの長い人生をずっと元気に過ごすために、今のうちから運動習慣をつけることはとても有益です。

年齢なんて関係ない! でも、ランニングを始めるなら注意すべき3つのポイント

運動習慣は健康の源

英国の健康雑誌『ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン』に掲載された、運動とエイジングに関する調査によると、若いときはスポーツを行っていなくても、中高年になってから運動習慣を身につけることにより、より健康的な状態を維持できることがわかったそうです。

平均年齢63.7歳の男女3,454人を対象に8年間行われたこの調査では、定期的に何らかの運動を継続して行っている人のほうが、8年後明らかに良好な健康状態を保っていたという結果が報告されました。

このように、運動することが若い世代だけではなく、あらゆる年代の人に有益であるとは言っても、運動から長年遠ざかっていた人や、年を重ねてからフィットネスを始めよう、という方には、いくつか注意すべき点があります。

1.休憩をしっかりと取る

身体の新陳代謝は年齢とともに低下します。

古い、傷ついた細胞を分解し、新しい細胞を作り出すのに長い時間を必要とするようになりますので、トレーニングでダメージを受けた身体を回復させるためにも、十分な休憩を取ることは必要不可欠です。

運動経験がほとんどない人は年齢に関わらず、軽い運動から始め、トレーニングの強度(ハードさ)と頻度を、身体がついていくことができるペースを見極めながら徐々に上げていくようにしましょう。

2.疲労困憊するまで運動しない

体力が消耗しきるところまでトレーニングを続ける必要ありません。

それどころか、ハードすぎるトレーニングは時として、健康のために逆効果です。運動中は、キツイと感じるけれどまだ走り続けられる、という状態を保つように心がけましょう。

始めはランニングとウォーキングを数分ずつ交互に行う軽いインターバル形式のトレーニングがおすすめです。

医師や専門家に、運動時の適正な心拍数について助言を受けるのもいいと思います。

ちなみに、ランニングなど持久力を鍛える運動は、フィットネスレベルや健康状態を向上させるだけでなく、高血圧や高コレステロールなど、心血管系の疾患の予防に効果的です。

年齢なんて関係ない! でも、ランニングを始めるなら注意すべき3つのポイント

3. ケガ予防のために筋力をつける

筋肉量と身体の柔軟性は年齢を重ねるほどに低下していきます。

とはいえ、運動をしている人としていない人とでは、エイジングの速度にはもちろん格段の差が。

高齢者であっても、筋力トレーニングを行うことで、筋肉量を最大2倍程度に増やすことが可能であることを示す研究結果もあります。

筋トレを運動習慣に取り入れることで、筋肉と柔軟性のアンチエイジングを実行しましょう。ほどよく筋肉をつけることにより、ランニングやジョギングでのケガ予防になるだけでなく、パフォーマンスの向上にもつながります。

ランニングの習慣を長く楽しく続けられるように、定期的な筋トレにも挑戦してください。

年齢なんて関係ない! でも、ランニングを始めるなら注意すべき3つのポイント

ランニングには、筋力や柔軟性、持久力の向上のほかにも、筋肉を収縮する動きにより、骨密度を上昇させる効果があるとされています。

また、走ることにより、新陳代謝を促進し、若さを保つために不可欠な成長ホルモンが分泌されるという利点もあります。

適度なランニングやジョギングに取り組むことで骨を強くし、将来の骨粗鬆症を予防、そして新陳代謝を高めることで、細胞の再生を促進し、元気で若々しい身体を実現していきましょう!

今回は特に年齢を重ねてからの運動習慣、ということでお話しましたが、若いうちから適度な運動を行うことが、アンチエイジングの早道。

さらに将来の病気予防にも効果的です。

今の元気を維持したい方、もっと元気に毎日を送りたい方、最初はウォーキングから、そして少しずつジョギングへ・・・

さあ今日から運動習慣を始めましょう!

注意!

体調に不安がある方は、運動をはじめる前に必ずかかりつけの医師と相談をして、ご自身に適した運動を行うようにしましょう。 体調に問題がある場合には運動は控えましょう。

引用元:Runtastic Blog