筋トレの目的はカラダ作りだけじゃない!知っておきたい筋トレの効果5つ


筋トレに期待される効果として、「基礎代謝を上げて痩せやすくする」「カラダを引き締めて美しいボディラインを作る」などが注目されがちです。でもそれだけではなく、ほかにも健康作りにうれしいさまざまな効果をもたらしてくれることをご存じですか?今回は、今日からでも取り組みたくなる、筋トレのうれしい効果を5つご紹介します。

筋トレの目的はカラダ作りだけじゃない!知っておきたい筋トレの効果5つ

1.姿勢を正して肩や首まわりの負担を楽に

腹筋や背筋など上体の姿勢維持に関わる筋肉をつけ、正しい姿勢をキープすることで、肩や首まわりの負担を軽くするのに役立ちます。

筋肉の緊張からくる肩こりや首回りの痛みは、猫背や前かがみの姿勢が原因のひとつです。とくにデスクワーク中心の方は、肩や首の悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

筋肉をつけ正しい姿勢をキープして、肩周辺の負担を軽くしてあげましょう。

2.血糖コントロールに役立つ

筋トレをして筋肉をつけることで、血糖値が気になる方の血糖コントロールにも役立ちます。

血糖コントロールというと、ウォーキングなどの有酸素運動を思い浮かべる方が多いですが、実は筋トレも効果的といわれています。というのも、血糖は筋肉で消費されるため、筋肉量が増えることで血糖を処理できる量が増え、結果的に血糖コントロールに役立つのです。

血糖コントロールのための筋トレは、週2~3回行うことが勧められています。負担の少ない筋トレの種類を選び、少しずつ始めてみてくださいね。

3.ストレス解消やリフレッシュにも

筋トレをしてカラダを動かすことで、ストレス解消やリフレッシュにも役立ちます。屋外の運動だと、天候などの理由で取り組めない日もありますが、室内で手軽に取り組める筋トレは運動不足の解消にぴったりです。筋トレで心地よい疲労感を得られれば、快眠の手助けにもなるでしょう。

ただし、就寝直前の激しいトレーニングは逆効果なので、就寝前は軽めに行うか、就寝の数時間前までに済ませてくださいね。

4.カラダを温めて、冷えにくいカラダに

筋トレは冷えにくいカラダ作りに役立ちます。筋肉量が増えると基礎代謝量が高くなり、生み出される熱の量が増えてカラダを温かく保つことができます。

男性より女性の方が冷え性が多いのは、筋肉量が少ないことが原因のひとつといわれています。腹筋や背筋などの大きな筋肉を鍛えて基礎代謝を高めたり、筋ポンプ作用といって足の血液を上半身に押し上げる働きをするふくらはぎの筋肉を鍛えたりするといいでしょう。

5.むくみ解消に役立つ

健康な人のむくみの原因のひとつとして、筋肉量が少ないことが関係していると考えられています。とくに足のむくみは女性に多い悩みですが、ふくらはぎなどの足の筋肉量が少ないと血液の流れが悪くなり、足がむくむ原因になるといわれています。ふくらはぎの筋肉を鍛えて、むくみ解消を期待しましょう。

ほかにもむくみの対策として、長時間同じ姿勢を避けてカラダを動かすことも大切です。デスクワークの方は、こまめに立ち上がって足の筋肉を動かしてあげましょう。

まずは無理のない筋トレから始めよう!

筋トレを始める際は、まずは負荷の軽いものから、無理のない範囲で取り組みましょう。回数や頻度は以下のものが勧められています。

・10~15回程度を反復して行い、1~3セット
・週2~3回程度


道具なしで今日からでも始められるのが筋トレの魅力です。自分にあったトレーニングの種類を見つけて、楽しみながら取り組んでみてくださいね。

管理栄養士 / 広田千尋

これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。

引用:あすけん「ダイエットの知識」より

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