診断後にやっておきたいこと

「認知機能×歩くコース」を選択中の方限定で、認知症に関するコラムをお送りします。
今回は、診断後にやっておきたいことについて医師が解説します。
病気の初期のうちに将来にソナエる
〜何もできなくなるわけではありません〜
認知症になってしまったからといって、何もできなくなってしまうわけではありません。認知症は進行性の疾患であり、症状が軽度の初期段階であれば自分でできることもたくさんあります。
また、適切な薬物治療により病気の進行を遅らせることができることもわかっています。
自分の意思をしっかり示すことができる貴重な時間を積極的な治療で確保し、大切な人とあらためて将来について話し合っておきましょう。
改めてやっておきたいこと
認知症の初期段階のうちに自分の意思を周囲の人にしっかり伝えておくことが重要です。特に家族や大切な人とは、あらためて将来について話し合う機会をもうけておきましょう。
また、自分の意思を伝えるのが困難になったり、判断できなくなったときでもあなたの望む介護や医療が受けられるように、あなたについての情報をまとめておくことも重要です。介護や医療を提供する人にとって、あなたのことを理解する大切な情報になります。
●1.家族で将来について話し合う
・財産・相続のこと
・生活の希望
・医療・介護のこと
・家族への想い など
●2.リビングウィル(医療・介護の希望)をまとめる
例:もしあなたに医療的な問題が生じた場合(療養場所の希望)(例えば肺炎になった場合など)
- ・できるだけの医療的対応を行いながら自宅療養したい
- ・家族に迷惑をかけない範囲で医療的対応を行いながら、自宅で療養したい。
- ・できるだけ速やかに入院するように手配してほしい。
- ・その他(あなたのお考えを自由にご記入ください)
そのほか:
・もし認知症が重度になったら・・・(終末期ケアの方針)
・もし食事を口からとれなくなったら・・・(延命的な治療の方針)
・医療が最後の段階になったら・・・(終末期の治療方針)
など
(出典)新宿ヒロクリニック 英 裕雄 先生 講演資料医療介護福祉政策研究フォーラム『地域医療~往診専門医の立場から~』(平成25年11月16日開催) KD
●3.自分についてまとめる

(出典)新潟市社会福祉協議会 西区社会福祉協議会「介護が必要になった時に見るノート よろしくね」 KD
筑波大学附属病院 精神神経科
教授
新井 哲明
中外合同法律事務所
赤羽根 秀宜
引用:認知症ポータルサイト「テヲトル」より
※記事内容は執筆時点のものです。
免責事項(テヲトル サイトへ)




