「認知トレーニング」認知機能を維持させるポイント


「身体活動(運動、労働、家事、通勤・通学の移動など)」認知機能を維持させるポイント

認知機能×歩くコース」を選択中の方限定で、認知症に関するコラムをお送りします。

今回は、認知機能を維持させる日常生活で知的活動について医師が解説します。


WHOガイドラインの推奨

認知機能を刺激して脳の働きを活性化する認知トレーニングは、認知機能が正常、または軽度認知障害のある高齢者に対して、認知機能低下や認知症のリスクを低減するために「行ってもよい」、と条件付きの推奨としています。
      

日常生活で知的活動を積極的に取り入れましょう。

“認知機能を刺激して脳の働きを活性化する”とは、「考える」、「記憶する」、「判断する」などの知的機能をよく使うこと、つまり知的活動を高めることです。

知的活動は、特別な道具や知識がなくても、普段の生活で実践できます。

知的活動の例
 本や新聞を読む
 語学などを勉強する、習得する
 ゲームをする(例:将棋・囲碁などのボードゲーム、カードゲーム、パズル)
 映画や演劇を見る
 歌う、楽器を演奏する
 アートを制作する(例:絵を描く、編み物、工作)
 生活の中で頭を使う(例:買い物の精算前にお金を計算する、食事の献立を考える)
 同時に2つのことをする(例:ウォーキングなどの軽い運動をしながら、会話や計算などを同時に行う)

仕事をしている場合も、毎日同じ作業を繰り返すのではなく、新しい方法を取り入れてみる、勉強会や講演会に参加するなど、新しいことへのチャレンジが大切です。
若いうちから知的活動に積極的に取り組み、習慣づけることで、将来のための認知予備力を蓄えておきましょう。

九州大学大学院
医学研究院 精神病態医学 准教授
小原 知之

引用:認知症ポータルサイト「テヲトル」より

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