栄養士がセレクト!ダイエット時に選ぶお酒とは


ダイエット中はお酒を控えた方が良いとわかってはいても、お仕事の付き合いで飲み会が多い、ついつい飲み過ぎてしまう、お酒が好きなので我慢するとストレスを感じてしまう…など、「飲まない」という選択ができない方も多いのでは。お酒は飲むけれど低カロリーにしたい方へ、おすすめをご紹介します。

栄養士がセレクト!ダイエット時に選ぶお酒とは

おすすめのお酒セレクト5

1.ワインはビールより低糖質

実はワインはビールより低糖質。100gあたりの糖質量は、ビールが3.1gに対し、赤ワインは1.5g、白ワインは2.0gです。(※1)糖質量が少なめでアルコール度数は9~14%のため、100gあたりのカロリーは74kcalほどとなり、ビールを飲み続けるよりはカロリーを抑えられます。また、赤ワインの場合は100g中に110mg、白ワインの場合は60mgのカリウムを含んでおり、他のビールや日本酒よりも豊富です。(※1)

⇒ワインと相性抜群の太らないおつまみ3つ

2.ビールはトマトジュースで割って

でもやっぱりビールが好き!という方は、1杯目だけはビールにし、レッドアイはいかがですか。レッドアイというカクテルはビールをトマトジュースで割って作るので、アルコールも薄まる他、トマトに含まれる抗酸化成分リコピンを摂ることもできます。黒ビールやスタウトは、普通のビールよりもカロリーが高いのでダイエット中は控えた方が賢明です。

3.ウイスキーは人気のハイボールで

蒸留酒のウイスキーは、糖類0ですが、アルコール度数は平均40%ほど含むので、100mlあたり237kcalです。(※1)水割りやソーダ割りで薄めてゆっくり飲みましょう。

居酒屋でもよくみかけるジンジャーハイボールは、ジンジャーエールが甘いので、ソーダ(炭酸水)で割ったシンプルなものの方がおすすめ。トニックウォーターは糖分が含まれているのでカロリーオフを目指すならソーダ割りにしましょう。

4.焼酎は生フルーツを絞ったサワーで

焼酎も蒸留酒で糖類0、ヘルシーなお酒と言われています。アルコール度数は製造方法にもよりますが20.5%~29.0%ほど、100gで146~206kcalになります。

炭酸の喉越しを楽しみたいなら、焼酎を割ったサワー系がおすすめ。生レモンサワーや生グレープフルーツサワーなど、フレッシュな果物を使ったサワーならプラスしてビタミンCも摂ることができます。ウーロンハイや緑茶ハイも、お茶の成分のカテキンなどによる抗酸化成分を摂ることができますよ。

5.カクテルもヘルシーなお茶と組合わせよう

カクテルを作る際に使うリキュールは、各種のお酒をベースに、糖類・香料・色素を加えたり、果実やハーブなどを加えて作られています。梅酒もリキュールに含まれます。カロリーが高いためダイエット中はあまり選ばない方が良い種類のお酒ではありますが、飲むならばウーロン茶で割ったカシスウーロンなどにしましょう。

一日の適量を守ろう!

ダイエット中にお酒を選ぶポイントをお伝えしましたが、飲み過ぎは禁物です。
1日お酒の適量は、純アルコールで約20g程度が目安となります。

<1日の適量>

・ビールなら中瓶1本(500ml)
・清酒なら1合(180ml)
・ウイスキー・ブランデーならダブルで一杯(60ml)
・焼酎なら0.5合(90ml)
・ワインなら2杯(180ml)


ダイエット中なのですから周りとペースが違っても構いません。こちらを参考に、ゆっくりお酒を楽しみましょう。

【参照・参考】
(※1)文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)

栄養士 / 多田綾子

化粧品ブランドに14年間勤務後、からだの内側からも美容や健康をサポートしたいという思いから栄養士の資格を取得。現在はあすけん栄養士としてコラム執筆やオンライン栄養カウンセリングを担当。

引用:あすけん「ダイエットの知識」より

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