よい眠りでもっと元気に! 睡眠習慣を見直すためのチェックポイント


世の中には、あまり眠らなくても生きていける人がいるものです。

かの有名な発明家トーマス・エジソンは

「睡眠は時間の浪費だ」

と言い放っていたとか。

さすが天才は言うことが違います。

ですが、そうは言っても大半の普通の人が健康的な生活を送るために、睡眠は欠かせないもの。

睡眠時間が不足すると、物事に集中できなくなったり、免疫力が低下して病気になりやすくなったりします。また、長期間睡眠不足に陥っている人は、一日およそ300キロカロリーほど多くのエネルギーを必要とするそうです。

よい眠りでもっと元気に! 睡眠習慣を見直すためのチェックポイント

みなさんが、健康で活動的な毎日を送ることを目標とするのであれば、定期的な運動はもちろんですが、良質な睡眠を十分な時間取ることも、とても重要です。

今日は、みなさんの眠りの質を高めるために、今すぐ見直すことのできる、11のチェックポイントを確認していきましょう。

1.太陽の光を浴びる

紫外線が気になりますか?

太陽の光を浴びることで、日中元気よく過ごすことができ、日没は心地の良い疲労を感じることができるようになります。

2.運動は欠かさずに

適度な運動は眠りの質を高めます。

3.午後からはカフェインを摂取しない

カフェインは摂取後約7時間血液中に留まります。

眠りの質を高めたいのなら、午後からはコーヒーや紅茶は控えたほうが賢明です。

4.寝る前には食べない

よい眠りでもっと元気に! 睡眠習慣を見直すためのチェックポイント

特に満腹の状態では良質の睡眠は望めません。

食事は就寝する3時間前には済ませましょう。

5.日没をシミュレーションする

外が暗くなってからの照明は明るすぎないように、就寝1時間前から徐々に部屋を暗くして、身体が一日のサイクルを感じやすくなるように心がけましょう。

6.就寝前の習慣を取り入れる

シャワーを浴び、歯を磨いてから読みかけの本を数ページめくるなど、睡眠までの流れを習慣化しましょう。

このような習慣を身につけると、身体が自然と「就寝時間になった」というシグナルを感じることができるようになります。

7.寝室は涼しく

快適な睡眠のために適した気温は16〜18度ほど。

特に冬場は寒いからといって、暖めすぎないように注意。

8.寝室を片付ける

言わずもがなですね。眠るために適切な環境を整えましょう。

9.身体の右側を下にして寝る

心臓は身体のやや左側にあります。

身体の右側を下にした姿勢のほうが、血液を循環させる心臓への負担が軽減されます。

10.布団をかぶったら、ネガティブなことは考えない

今日あった嫌なできごと、一度考え始めると、あれもこれも思い出してしまい、なかなか負のループから抜け出すことができません。

口で言うほど簡単ではありませんが、それでも、できるだけ楽しいことを考えるようにトライしましょう。

寝る前の考え事はレム睡眠時に夢として再現されることがあります。

11.ホラー映画や怪談話は控える

他にも流血や銃撃などのある映画を観たり、刺激の強い話などを読んだりすると、スムーズに睡眠に入ることができません。

夢にも影響を与えます。

いかがですか?日頃から健康的な生活習慣を心がけている方なら当たり前のことかもしれませんね。

なかなか寝付けない、睡眠時間を取っているのに寝た気がしない、日中眠くなる、といった方は、原因について考えすぎる前に、以上のチェックポイントに応じて、毎日の睡眠習慣を見直してみてください。

質の良い睡眠を十分取ることで、翌朝のスタートをスムーズに元気よく切ることができます。

一握りの天才に言わせれば、「眠りは時間の浪費」かもしれません。

ですが、私たちの基本的な生命維持機能のために必要不可欠なものです。

何せ私たち「普通の人」は人生のうち3分の一、約26年を睡眠に当てるのですから・・・。

引用元:Runtastic Blog