第4回 [漫画でわかる]トレーニング開発秘話と世界初のトレーニングについて


こんにちは!東北大学の阿部です。今回は、口と脳の健康トレーニングAIがどのようにして開発されたかについて解説したいと思います。

口の機能と認知機能は深く関係しており、例えば口の機能が低下すると認知機能も低下するといったことが報告されています※。そこで口の機能を高める「口腔機能トレーニング」と認知機能を高める「脳トレ」を組み合わせ両機能のトレーニングを同時に行うことにより、トレーニングの相乗効果が得られるのではないかと考えました。

このトレーニングを開発するにあたり様々な専門分野の知識が必要でした。具体的には口の機能に関連する分野、脳の機能に関連する分野、アプリ開発や声の判定に使うAIに関連する分野です。

これらを実現するため東北大学大学院歯学研究科、東北大学加齢医学研究所、NTTドコモで共同研究を開始し、世界初の口と認知機能を両方トレーニングできるアプリが生まれました。実はみなさんに使っていただいている「しゃべって計算」以外にもいろいろバリエーションがあります。早くみなさまの元に届けられるようにがんばります!!
※Mishima Y et al, Healthcare (Basel),2025

執筆者の紹介
東北大学大学院歯学研究科
阿部真澄 先生
東北大学歯学部卒業。研修医を経て東北大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)。その後、同研究科医員を経て2025年助教。